小麦の価格が高騰?小麦粉が高ければ米粉を使えばいいじゃない

小麦粉が高ければ米粉を使えばいいじゃないのGluten Free

原油価格高騰にに伴う物流や原材料費の値上がりにより、4月に入り多くの食糧品や日用品で値上げラッシュが起こっています。

その上、ロシアのウクライナ侵攻もあってか、やたらと小麦価格値上がりのニュースを目にしますが、実際のところはどうなのでしょうか。

直近の高騰は米国・カナダの不作が原因

日本は小麦の90%を輸入に頼っていますが、安定的な供給や価格を実現するため、政府がまとめて買い付けて製粉会社などに売り渡す仕組みになっています。

その金額は半年ごとに見直され、直近6か月の買い付け価格の平均となります。今回の値上げ主な要因は主要な産地である米国・カナダの高温、乾燥による不作であり、ウクライナ情勢による供給の懸念についてはわずかなようです。

ただし、今後のウクライナ情勢によって、世界の小麦価格が急上昇する可能性があり、今年10月に予定されている次回の見直しでは、世界的に小麦需要が逼迫してさらに高騰するとも考えられます。

今こそ小麦粉から米粉へシフトを

そんな小麦粉が高い今だからこそ、米粉へシフトしていくべきではないでしょうか。
お米の自給率はほぼ100%で、我が国の食料自給率に占める割合も大きく、安定した供給が見込めます。

小麦粉は、パンや麺類などさまざまな料理に使われる素材ですが、残念ながら小麦アレルギーの方は食べることができません。
一方で、米粉は小麦アレルギーを引き起こす原因とされているグルテンを含んでいないため、小麦アレルギーの人もこれらの料理を楽しむことができます。

また、グルテンはアレルギーだけではなく、様々な体調不良を引き起こすとされています。
今まで当たり前のように口にしていた小麦だからこそ、体調不良の原因がまさか小麦にあると気付いていない人も多数いると思われます。

飲食店はその3割が1年以内に、そして7割が3年以内に閉店すると言われている非常に厳しい業界です。
グルテンフリーという生活スタイルを提案することにより差別化を図り、生き残りを目指すのもまた一つではないでしょうか。

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