以前にグルテンフリーについてよく聞かれる質問について記事にしたのですが、今回はあれから追加であった質問についてまとめていきたいと思います。
前回の記事は以下からアクセスできますのでこちらも参考にして下さい。
Q1:国産小麦なら大丈夫でしょうか?
グルテンフリーという観点では、国産小麦にもグルテンは含まれていますので輸入された外国産小麦と変わりありません。
とは言え、実際に国産小麦なら体調不良が起きないという方も一部いらっしゃるようですので、あなたの体に合うかどうか試していただくのが一番よいと思います。
なお、農薬面についての比較が議論されることが多いですが、真相を知りようがありませんのでここでは触れないようにしておきます。
Q2:小麦が体に影響があるなんて受け入れられないのですが?
私も最初はそうでした。「はぁ?小麦が体に悪い?こいつは何を言っているんだ」といった感じでした。
今まで当たり前のように摂取したきたものを否定されると、そのように思うのは当然だと思います。
こういったものは騙されたと思って実際に自分で試してみるのが一番です。
そして効果を実感してみた上でグルテンフリーを続けるかどうか判断すればよいと思います。
Q3:テレビでグルテンフリーが話題にならないのはなぜですか?
テレビ番組はスポンサーによって成り立っています。そしてそのスポンサーの中には小麦を扱っている食品会社も多くあるため、小麦が体へ及ぼす影響に触れることができません。
小麦に限らず、テレビはスポンサーの顔色を伺うような内容しか放映できないため、情報を鵜吞みにするのは危険です。
Q4:日本人は長寿大国だから小麦は問題ないですよね?
厚生労働省が発表した令和3年簡易生命表によると、男性は81.47歳、女性は87.57歳となり、確かに世界的に見ても長寿大国です。
とは言え、今後このトレンドがどう変化するかわかりませんし、あなた自身が平均寿命まで生きられるとも限りません。
もし健康で長生きしたいと考える方は体に悪影響を与える食品を避けるに越したことはありません。
ちなみに、平均寿命は1年間に亡くなった方の死亡時年齢を平均したものではなく、0歳児の平均余命です。つまり平均値ではなく期待値のようです。
Q5:グルテンフリーで花粉症が治るのは本当ですか?
私は花粉症ではないので身をもって試してみることはできないのですが、確かに花粉が飛散する時期だけグルテンフリーを実施される方はいらっしゃるようです。
小麦によってさまざまなアレルギーを引き起こす可能性はあるため、小麦を断つことによって症状が改善されるのか、まずはあなた自身の体で試してみることをお勧めします。
Q6:おやつは何を食べればいいですか?
米を原材料としたせんべい、お団子などの和菓子がよいと思います。ただし、カロリーが高かったり砂糖を大量に使用していたりすることもあるのでご注意下さい。
その辺りが気になる方は素焼きのナッツやゆでたまごなんかが健康面から考えてもお勧めです。
Q7:グルテンフリーを続けるのは辛くないですか?
小麦中毒が抜けないうちは確かにキツイと思います。
ただ、個人差はあるとは思いますが、グルテンフリー生活を続けているとそのうち小麦製品を食べたいと思う気持ちが薄れてくるはずです。
もしどうしても厳しい場合は、米粉などを代用で使っているグルテンフリー製品を活用するのも手です。
Q8:外食の場合はどうしていますか?
お店がグルテンフリーを謳ってない限り、小麦を使っているかどうか判断できないため、ある程度の割り切りは必要です。
また、行きたくないような飲み会や食事会であれば、食事制限を理由に断るのもありかと思います。
外食の場合何を食べたらよいかは以前に記事にしていますのでこちらを参考にして下さい。
Q9:小麦以外で気を付けた方がよい食材はありますか?
体に良くないものとしてよく挙げられるのが、砂糖や人工甘味料などの甘いもの、牛乳やヨーグルトなどの乳製品、トランス脂肪酸などの悪い油、亜硝酸ナトリウムや臭素酸カリウムなどの食品添加物があります。
とは言え、100%避けるのはなかなか難しいですので、小麦も含めなるべく避けるように気を付けるぐらいのスタンスが精神的にもよいと思います。
Q10:小麦が体に悪いなんて陰謀論ですよね?
小麦が体に合わない人がいるのは事実であり、私の他にもグルテンフリーにより体調がよくなったという事例は多数あります。
もしかしたらプラシーボ効果のようなものでその気になっているだけなのかもしれませんが、ラーメンや菓子パン、揚げ物など明らかに体に悪いものを避けるようになるため、健康面にはプラスに働くと考えます。
また、この分野の研究はまだまだ不十分であり、もしかしたらこの先病気との因果関係が明確になるかもしれませんしならないかもしれません。
どちらが陰謀論なのか、あなた自身の体で試して判断するのがお勧めです。